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不動産一括査定の断り方:電話・メールの文例と連絡を止める方法

この記事のもくじ
  1. 断る時期:査定結果が出て、依頼先を決めた日に伝える
  2. 電話で断る文例:状況別の3つ
  3. メールで断る文例:件名と本文
  4. 連絡を止めたいとき:伝え方と、続くときの手順
  5. 断った後にすること:残す会社の絞り込みと、次の一歩

断る連絡は、査定結果を受け取って依頼先を決めた日に、依頼しない会社へ1回、短く伝えるのがいちばん連絡が長引きません。理由を説明しすぎず、「依頼しない」と「今後の連絡も不要」の2点をはっきり伝えます。この記事では、電話とメールの文例、連絡を止める言い方、それでも続くときの手順を、状況別に載せます。一括査定を頼む前の準備は不動産一括査定のデメリット:営業電話・査定額のばらつきの対処で確かめられます。

断る時期:査定結果が出て、依頼先を決めた日に伝える

断る時期は、早すぎても遅すぎても困ります。目安を表にします。

早見表:段階ごとの断る時期と伝え方
段階 状況 断るなら 伝える中身
申し込み直後 確認の電話が来た その場で 売却の時期が未定、または依頼しないこと
机上査定の結果を受け取った後 訪問査定を勧められた 訪問を決める前に 訪問は依頼しないこと
訪問査定の日程を調整中 日程を打診されている 日程を確定する前に 訪問を取りやめること
訪問査定を受けた後 媒介契約を勧められた 契約書に署名する前に 他の会社に依頼すること

査定を頼むことと、売却を頼む媒介契約を結ぶことは別です。媒介契約を結ぶ前なら、断って構いません。契約を結んだあとに断る場合は、解約の条件を契約書で確かめることになります。専任媒介などの解約は専任媒介の解約と不動産会社の変更:期間満了と途中解約の注意で説明しています。

電話で断る文例:状況別の3つ

電話は、会社名を確かめて、依頼しない結論を先に言い、今後の連絡も不要と添えて、切る流れにします。

文例1(他の会社に決めたとき):「先日、査定をお願いした○○です。他の会社に依頼することにしました。今後のご連絡は不要です。お手数をおかけしました。」

文例2(売る時期を見直したとき):「査定をお願いした○○です。売却の時期を見直すことにしました。こちらから連絡する場合は改めてしますので、ご連絡は不要です。」

文例3(連絡が続いているとき):「○月○日にも、依頼しない旨をお伝えしました。今後のご連絡はすべてお断りします。」

電話で話すときの注意は、次のとおりです。

  1. 名乗ってもらう:会社名と担当者名を聞いて、メモします。
  2. 理由を詳しく話さない:価格や条件を理由にすると、交渉が始まりやすくなります。
  3. その場で決めない:「少し考えます」と言うと、再度の連絡の約束になります。依頼しないと決めているなら、そのとおり伝えます。
  4. 記録を残す:日時、会社名、話した内容を控えます。

電話に出にくい人は、最初から折り返しを断り、メールで断る方法もあります。

メールで断る文例:件名と本文

メールは記録が残り、相手の都合を気にせず送れます。件名に査定の依頼の件であることを入れ、本文は短くします。

件名:査定の件(○○市○○町・氏名○○)

○○不動産 ご担当者様

先日は、査定をご対応いただきありがとうございました。 検討の結果、今回は他の会社に依頼することにしました。 今後のご連絡は不要ですので、よろしくお願いいたします。

○○(氏名)

資料を送ってもらったり訪問してもらったりした後は、お礼を一言添えると、やりとりが穏やかに終わります。メールで査定を頼んだときの書き方は不動産の査定依頼メールの例文:伝える情報と書き方のポイントにあるので、同じ会社とのやりとりが続いているなら、元のメールへの返信の形で送ると、経緯が一続きで残ります。

何社かまとめて断るなら、1社ずつ宛名と会社名を直して送ります。複数の宛先に同じメールを一度に送ると、他の会社のアドレスが見えてしまうので避けてください。

連絡を止めたいとき:伝え方と、続くときの手順

断ったのに連絡が続くときは、段階を踏んで進めます。

  1. 意思を明確に伝える:「依頼しません。今後の勧誘も受けたくありません」と、電話かメールで伝えます。
  2. 記録を取る:断った日時、相手の会社名と担当者名、その後の連絡の日時と回数を控えます。
  3. 一括査定サイトの窓口に伝える:サイトの問い合わせ窓口に、会社名と状況を知らせます。サイトの利用規約に、提携会社への対応が書かれていることがあります。
  4. 個人情報の利用停止を求める:本人は、個人情報を利用する必要がなくなった場合などに、利用の停止や第三者への提供の停止を請求できます(個人情報保護法35条5項)。会社は、請求に理由があると分かったときに必要な対応をする義務を負います(同条6項)。会社のプライバシーポリシーにある窓口へ、書面かメールで伝えます。
  5. 行政や消費生活センターに相談する:宅地建物取引業者は、契約しない意思や、勧誘を受けたくない意思を示された後に勧誘を続けることを、施行規則で禁じられています(宅地建物取引業法47条の2第3項、同施行規則16条の11)。迷惑を覚えさせる時間の電話、深夜や長時間の勧誘も、同じ規定に並んでいます。国土交通省は、投資用マンションの販売などに関する執拗な勧誘電話について、免許をした行政庁に情報を寄せるよう案内しています。売却の査定後の電話は、これと同じ扱いとは限らないので、困ったときは次の相談先で状況を話してください。

利用停止を求めるメールの例です。

件名:個人情報の利用停止のお願い(氏名○○)

先日、一括査定を通じて査定を依頼した○○です。 ○月○日に、依頼しない旨をお伝えしましたが、その後も連絡が続いています。 私の個人情報について、利用の停止と、第三者への提供の停止をお願いします。 今後のご連絡は不要です。対応の結果をメールでご連絡ください。

○○(氏名)

勧誘の仕方に不安や恐怖を覚えたときは、一人で抱えずに、消費者ホットライン188(近くの消費生活センターなどにつながります)に相談してください。窓口の番号と受付時間は相続手続きの無料相談窓口一覧:登記・税・売却まで番号と受付時間に集めています。自宅の買取の勧誘への対処は自宅の買取・リースバックの強引な勧誘:断り方と相談先でも扱っています。

断った後にすること:残す会社の絞り込みと、次の一歩

断る連絡が終わったら、依頼する会社との話を進めます。

  • 残した会社の査定書を、根拠として使った取引事例ごとに見直す
  • 訪問査定を受けるなら、日程と、同席する相続人や共有者を決める
  • 媒介契約を結ぶ前に、契約の種類(一般・専任・専属専任)の違いを確かめる

契約の種類は媒介契約の種類:一般・専任・専属専任の違いと選び方の比較表にまとめています。査定額は売れる値段の約束ではないので、金額の高さだけで残す会社を決めないでください。

次は、電話の連絡を減らしたい人のために、連絡方法の指定を扱った不動産一括査定を電話なしで使える?連絡方法の指定と注意点を読んでください。

よくある質問

Q. 査定を頼んだ会社に、断りの連絡をしないままにしてもいいですか?

連絡しなくても、法的な問題が生じるわけではありません。ただ、連絡がないと会社は検討中と受け取り、確認の電話や資料の送付が続きやすくなります。依頼しないと決めた時点で、短く1回伝えるほうが、結果として連絡が早く止まります。

Q. 断る理由は、詳しく説明する必要がありますか?

詳しい理由は要りません。「他の会社に依頼することにしました」「売却の時期を見直しました」の一言で足ります。価格や条件を理由にすると、「それなら条件を見直します」と交渉に入られやすいので、依頼しない結論だけを伝えます。

Q. 一度断った会社から、後でまた連絡が来ることはありますか?

断るときに「今後のご連絡も不要です」と添えておくと、再び連絡が来る可能性を減らせます。それでも続くときは、日時と内容を記録して、一括査定サイトの窓口に伝えます。

出典・参考にした公的な情報

出典の確認日:2026-10-24。制度や受付条件は変わることがあります。手続きの前に、各窓口の最新の案内を確認してください。

この記事は一般的な情報で、個別の法律判断・医療的な診断をするものではありません。

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