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相続人と遺産分割

誰が相続人か、取り分と遺留分、遺産分割協議書、もめたときの進め方。45本の読みものから、必要な情報を選べます。

相続人の範囲と順位

制度解説

法定相続人とは?どこまでが相続人になるかを家族図で確かめる方法

法定相続人は、配偶者と、子・親・兄弟姉妹のうち一番上の順位の血族です。どこまでが相続人になるかを家族図に当てはめる4つの手順、養子・前の結婚の子・内縁の扱い、戸籍での確かめ方をまとめます。

早見表

相続の順位の早見表:子・親・兄弟姉妹・甥姪まで誰が先に相続するか

相続の順位は、配偶者を別枠に、第1順位が子(孫)、第2順位が父母(祖父母)、第3順位が兄弟姉妹(甥姪)です。代襲の有無、何親等まで相続人になるか、放棄や死亡で順位が繰り上がる流れを一枚の早見表で示します。

早見表

法定相続人の割合:配偶者と子・親・兄弟姉妹の組み合わせ別早見表

法定相続人の割合(法定相続分)は、配偶者と子なら2分の1ずつ、配偶者と親なら3分の2と3分の1、配偶者と兄弟姉妹なら4分の3と4分の1です。組み合わせ別の早見表、筆者の計算例、協議で違う割合にできる点をまとめます。

制度解説

代襲相続とは?孫・甥姪が相続人になる範囲とどこまで続くかを図解

代襲相続とは、相続人になるはずの子や兄弟姉妹が先に亡くなっているとき、その子が代わりに相続する仕組みです。子の系統は孫・ひ孫と続き、兄弟姉妹の系統は甥姪で止まる違い、取り分、税の扱いを図で示します。

Q&A

代襲相続と相続放棄:親が放棄したら子は代襲できる?できない場合

親が相続放棄をしても、その子は代襲相続しません。放棄は代襲の原因に入らず、放棄した人は初めから相続人でなかったことになるためです。欠格・廃除との違い、代襲相続できない場合の一覧、放棄の後に起きることを整理します。

Q&A

代襲相続人に遺留分はある?孫と甥姪で違う理由と割合の計算

代襲相続人の遺留分は、子の代わりに相続する孫にはあり、兄弟姉妹の代わりに相続する甥姪にはありません。違いが生まれる条文の理由、代襲相続人の遺留分の割合の出し方、筆者の計算例、請求の期限と相談先を整理します。

Q&A

法定相続人がいない場合の財産:相続財産清算人と特別縁故者の流れ

法定相続人がいない場合、財産は家庭裁判所が選ぶ相続財産清算人が清算し、特別縁故者への分与を経て残りが国庫に入ります。申立ての費用・公告の期間・特別縁故者の請求期限3か月と、遺言で備える方法を順に整理します。

手順

相続で兄弟と連絡取れない・行方不明のとき:住所の調べ方と不在者財産管理人

相続で兄弟と連絡が取れないときは、戸籍の附票で今の住所を調べ、手紙を送り、返事がなければ遺産分割調停、住所も分からなければ不在者財産管理人や失踪宣告へ進みます。請求の根拠・費用・手紙の文例を順に示します。

Q&A

養子は法定相続人になる?実子との割合の違いと相続税の数え方

養子は実子と同じ「子」として第1順位の法定相続人になり、相続分も実子と同じです。一方、相続税の基礎控除で数える養子は実子がいれば1人、いなければ2人までです。民法と税法の違い、孫養子・連れ子・特別養子の扱いを整理します。

相続分・遺留分・特別受益

制度解説

遺留分とは?もらえる割合・請求できる人・期限をわかりやすく整理

遺留分とは、兄弟姉妹以外の相続人に法律が保障する最低限の取り分です。割合は原則として財産の2分の1(親だけが相続人なら3分の1)に各自の法定相続分を掛けたもの。請求できる人、1年と10年の期限、請求の流れを順に整理します。

悩み整理

相続が兄弟で不公平と感じたら:法律で調整できることと話し合い方

相続で兄弟の取り分が不公平だと感じたとき、原因が遺言・生前贈与・介護のどれかで使える制度が変わります。遺留分・特別受益・寄与分の要件と期限、話し合いの進め方、相談先を整理します。

手順

遺留分の計算方法:基礎となる財産の出し方と具体例で手順を確認

遺留分の計算は、基礎となる財産(亡くなった時の財産+一定の贈与-借金)を出し、割合を掛け、受け取った分を引いて侵害額を求める順に進めます。贈与を何年さかのぼるかの決まりと、筆者の計算例2つで手順を確かめます。

Q&A

兄弟姉妹に遺留分はない?遺言で外された兄弟ができることの整理

兄弟姉妹には遺留分がなく、甥・姪も同じです(民法1042条)。遺言で外された兄弟姉妹ができるのは、遺言の方式や作成時の能力の確認、遺言にない財産の分割、借金の確認と相続放棄の判断などです。有効性を争う場合の相談先も示します。

Q&A

遺留分の時効:1年と10年はいつから数える?請求の記録の残し方

遺留分侵害額請求は、相続の開始と侵害する遺言・贈与を知った時から1年、相続開始から10年で時効により消えます。数え始めの考え方、期限内にする意思表示と内容証明郵便での記録の残し方、請求した後のお金の請求権の時効との違いを整理します。

手順

遺留分侵害額請求の流れ:話し合いから調停・訴訟までの段階と準備

遺留分侵害額請求は、意思表示→資料集めと額の見当→話し合い→家庭裁判所の調停→訴訟の順に進みます。段階ごとの申立先・実費・必要書類、訴訟になったときの裁判所の選び方と手数料の計算、弁護士に頼む場面を整理します。

Q&A

遺留分がいらない場合は?生前の遺留分放棄と相続開始後の扱い

遺留分がいらない場合、親が元気なうちに放棄するなら家庭裁判所の許可が要り、亡くなった後なら請求しないだけで足ります。生前の放棄の申立先・費用・書類、放棄しても相続人のままである点、相続放棄との違いを表で整理します。

比較

遺留分の弁護士費用:着手金と報酬金の考え方と費用倒れの見極め

遺留分の弁護士費用は、請求する金額を元にした着手金と、支払いを受けた額に応じた報酬金が中心です。大阪弁護士会の参考基準で請求額ごとの費用を試算し、回収額に対する割合、段階ごとの追加費用、費用倒れを避ける見極め方と法テラスの立替えを示します。

制度解説

特別受益とは:相続で兄弟が生前贈与を受けていた時の持ち戻し

相続で兄弟の一人が親から生前贈与を受けていたとき、その贈与は「特別受益」として遺産に足し戻して相続分を計算する仕組みがあります。持ち戻しの計算例、対象になる贈与の3つの類型、持ち戻し免除、相続開始から10年で主張できなくなる点を整理します。

制度解説

遺産分割で介護の寄与分は認められる?要件と嫁の特別の寄与の違い

親の介護をした相続人は、それが特別の寄与に当たれば遺産分割で寄与分として取り分が上乗せされます。条文の要件、計算例、協議から家庭裁判所の調停までの決め方、長男の妻など相続人でない親族の特別寄与料と6か月・1年の期限、介護の記録の残し方を整理します。

遺産分割の方法と協議書

基本ガイド

遺産分割協議書の書き方とひな形:相続人の確定から署名押印までの全手順

遺産分割協議書は、相続人全員で決めた遺産の分け方を書面にしたものです。相続人と財産の確定、話し合い、法務局の記載例に沿った書き方、実印と印鑑証明書、提出先までを7つの手順で通して説明します。

Q&A

遺産分割協議書が必要ない場合:遺言・相続人1人・法定相続分のとき

遺産分割協議書が必要ない場合は、遺言で財産の行き先が決まっている、相続人が1人、法定相続分どおりに分ける、の3つが中心です。それぞれの登記と預金の手続きで代わりに出す書類と、不要でも作っておいたほうがよい場面をQ&Aで示します。

比較

遺産分割の方法4つ:現物・代償・換価・共有の違いと家の分け方

遺産分割の方法は現物分割・代償分割・換価分割・共有の4つです。それぞれの長所と注意点を表で比べ、家が主な遺産のときの選び方、家の評価額の決め方(路線価・固定資産税評価額・査定・鑑定)、方法ごとにかかる税金の考え方を示します。

制度解説

代償分割とは?家を一人が継いで他の兄弟にお金を払う方法と注意点

代償分割は、実家などを1人が相続し、その人が他の相続人に自分のお金(代償金)を払って公平にする分け方です。代償金の額の決め方、払えないときの選択肢、協議書の書き方、贈与税・所得税で気をつける点を整理します。

手順

相続不動産の換価分割の進め方:家を売って分ける時の登記と税金

相続不動産の換価分割は、協議書で売主と分配の割合を決める→相続登記→売却→代金の分配→翌年の確定申告、の順に進めます。代表者名義で売る場合の協議書の書き方の例、共有で売る場合との違い、贈与税と譲渡所得で気をつける点を手順ごとに示します。

文例

遺産分割協議書のひな形:法務局の記載例を使う時の書き換え箇所

遺産分割協議書のひな形は、法務局が相続登記の記載例の中で無料公開しています。入手先と、記載例をそのまま使える部分・書き換える部分、預金・株・代償分割・配偶者居住権を入れるときの文例をまとめました。

手順

遺産分割協議書を自分で作成する手順:パソコンで作る時の注意7つ

遺産分割協議書は専門家に頼まず自分で作成できます。下書きから印刷、署名押印までの手順、パソコンやエクセルで作るときの注意7つ、相続人が遠方にいる場合の持ち回りの方法、作った後の使い道を順番に説明します。

チェックリスト

遺産分割協議書の必要書類:印鑑証明書の通数と期限・添付するもの

遺産分割協議書と一緒に出す必要書類を、法務局・金融機関・税務署の提出先別にチェックリストにしました。戸籍をどこまで集めるか、印鑑証明書の期限の扱いと通数の数え方、原本を返してもらう方法も説明します。

チェックリスト

遺産分割協議書の押印で失敗したら:訂正の仕方と作り直しの判断

遺産分割協議書の押印で失敗したときの直し方を、失敗の種類ごとに整理します。訂正印・捨印・契印の使い分け、二重線と字数の書き方、実印でない印を押した・相続人が抜けていたなど作り直したほうがよい場合をチェックリストで示します。

比較

遺産分割協議書の依頼先はどこ?司法書士・行政書士・弁護士の違い

遺産分割協議書の依頼先は、不動産がある・相続人どうしで争いがある・預金だけ、の3つの場面で分かれます。司法書士・行政書士・弁護士それぞれに頼める範囲と根拠の条文、公表されている報酬の調査結果の読み方、見積もりで確かめる点を示します。

Q&A

遺産分割協議書の作成後に新たな財産が見つかったら:やり直しの要否

遺産分割協議書の作成後に新たな財産が見つかっても、多くは最初の協議をやり直さず、見つかった財産だけを分ければ足ります。協議書に後日発見財産の条項がある場合とない場合の進め方、追加の協議書の書き方の例、登記と相続税で気をつける点を示します。

Q&A

遺産分割に期限はある?10年を過ぎると変わることと相続税の期限

遺産分割の話し合いそのものに期限はありません。ただし相続開始から10年を過ぎると特別受益・寄与分を原則として主張できなくなり、相続税の特例や相続登記にも期限があります。いつまでに何を決めればよいかを整理します。

もめたとき・調停

悩み整理

相続トラブルの事例10類型:原因・予防・相談先を一覧で整理

相続トラブルは、財産の中身・生前の援助や介護・実家の分け方・相続人の範囲・遺言・借金など、原因ごとに型があります。典型的な10類型を原因で整理し、類型ごとに早めにできる予防と、こじれたときの相談先を示します。

悩み整理

相続で兄弟がもめるとき:こじれる原因と第三者を入れる順番

相続で兄弟がもめるのは、情報の偏り・実家の扱い・介護や援助の差・連絡の取り方が原因になることが多いです。原因別に話し合いの場の作り方を示し、書面での整理、家庭裁判所の調停、弁護士へと第三者を入れる順番を整理します。

悩み整理

相続で兄弟に会いたくない:顔を合わせずに遺産分割を進める方法

相続で兄弟に会いたくないときは、遺産分割協議書を郵送で持ち回る、弁護士を代理人に立てる、調停でウェブ会議や書面の受諾を使う、という3つの道があります。それぞれの手順と、会わずに進めるときの注意点を示します。

悩み整理

相続手続きを拒否されたら:ハンコを押さない相続人がいる時の進め方

相続手続きを拒否する相続人がいても、相続人申告登記・預金の仮払い・未分割での相続税申告は一人で進められます。拒否の理由別の対応、遺産分割調停に進む判断材料と準備、相談先の選び方を整理します。

悩み整理

相続で兄弟の使い込みが疑われるとき:取引履歴の取り方と相談先

相続で兄弟の使い込みが疑われるときは、まず親の口座の取引履歴を金融機関から取り寄せます。相続人一人で請求できる根拠、引き出しの使途の確かめ方、死亡の前と後で変わる手段、返還を求めるかを弁護士に相談する準備を示します。

悩み整理

相続で親族から脅し・嫌がらせを受けたら:身の安全を先に守る方法

相続をめぐって親族から脅し・嫌がらせを受けたら、危険が迫っていれば110番、緊急でなければ警察相談専用電話#9110へ。記録の残し方、脅されて押したハンコの扱い、顔を合わせずに弁護士へ任せる道を順に示します。

手順

遺産分割調停の流れ:申立ての費用・書類と1回目の期日の準備

遺産分割調停は、相手方の1人の住所地の家庭裁判所に、被相続人1人につき収入印紙1,200円と郵便切手で申し立てます。必要書類、調停委員会での進み方、合意と不成立のその後、1回目の期日までの準備を裁判所の案内に沿って整理します。

制度解説

遺産分割の審判とは:調停が不成立になった後の流れと結論の決まり方

遺産分割調停が不成立になると、申立ての時に審判の申立てがあったとみなされ、裁判官が分け方を決める審判に移ります。審判で考慮される事情、代償分割や売却を命じる方法、2週間の即時抗告、確定後の手続を整理します。

家族の事情別の相続

早見表

兄弟の相続:子どものいない人が亡くなった時の割合と甥姪の取り分

兄弟姉妹が相続人になるのは、亡くなった人に子も親もいないときです。配偶者がいれば配偶者3/4・兄弟姉妹1/4、いなければ兄弟姉妹で全部を分けます。甥姪の代襲、半血の兄弟、遺留分がないこと、遺言での備え方を早見表で示します。

悩み整理

異母兄弟がいる相続:相続分の違いと初めて連絡する時の手紙の考え方

異母兄弟がいる相続では、親の相続なら子として等分、兄弟姉妹の相続なら半血として全血の2分の1になります。戸籍で存在を知ったときの確かめ方、初めて連絡する手紙に書くことと文例、協議の進め方を示します。

悩み整理

再婚家庭の相続:連れ子・前妻の子・兄弟の権利を家族図で整理

再婚家庭の相続では、前妻の子は今の家族の子と同じ取り分の相続人、前妻は相続人でなく、連れ子は養子縁組をしていなければ相続人ではありません。立場ごとの権利を表で示し、遺言と養子縁組で備えるときの判断材料をまとめます。

悩み整理

独身の兄弟が死亡したら:相続人になる条件・手続きの担い手・借金の調べ方

独身の兄弟が死亡したとき、兄弟姉妹が相続人になるのは子がなく親・祖父母も亡くなっている場合です。先に亡くなった兄弟の分は甥姪へ。死亡届や年金の手続きの担い手、借金の調べ方、3か月の期限、部屋の片付けの順番を整理します。

悩み整理

長男が全部相続すると言われたら:兄弟が判を押す前に確かめる5つのこと

長男が全部相続すると言っても、今の民法に長男を優先する決まりはなく、子の法定相続分は等分です。全部を長男にするには全員の合意か遺言が要り、遺言があっても遺留分があります。家を継ぐ時の代償金の計算例と、判を押す前の確認点を整理します。

制度解説

配偶者居住権とは?自宅に住み続けたい配偶者が使う条件と注意点

配偶者居住権は、夫や妻が亡くなった後も残された配偶者が自宅に無償で住み続けられる権利です。取得の条件、配偶者短期居住権との違い、登記の手順、売却しにくくなる点と相続税での評価のしかたを条文に沿って整理します。